近年様々なメーカーからワイヤレスイヤホンが開発、販売されています。
その中でもSONYのWF-1000XとAppleのAirPodsはワイヤレスイヤホンが普及し始めた当初から非常に人気の高い製品です。
今回はその人気の2種類のワイヤレスイヤホンを性能別に比較してみたいと思います!
今回の比較ポイント!
さて今回SONYのWF-1000XとAppleのAirPodsを比較するにあたり、以下のポイントを確認したいと思います。
- 価格
- 音質
- ノイズキャンセリング
- 遅延問題
- 途切れ問題
- 充電安定性
- バッテリー持続時間
音質は好みがありますので私の所感でお伝えをしますが、ワイヤレスイヤホンで重要なのは音の遅延問題と途切れ問題です。
遅延問題は音楽を聴くだけであれば問題ありませんが、動画を視聴する場合はかなりストレスになります。
またケーブルで繋がっていないことにより音が途切れてしまうのもワイヤレスイヤホンならではの問題です。
バッテリー持続時間や充電の安定性についてもこの使用した1年間で感じたことをそのままお伝えしたいと思います!
価格の比較
まずは価格の比較になります。
現在Amazonで販売されている価格は以下の通りです。
WF-1000X | 22,300円 |
AirPods | 17,260円 |
価格面で比較するとAirPodsに軍配が上がります。
WF-1000Xに比べAirPodsは約30%安いため、初めて購入するのであればAirPodsの方が手が出しやすいですね。
とはいえどちらも安くはありませんので、性能も比較した上で購入するようにしましょう。
音質の比較
続いて音質の比較になります。
正直音質は好みが分かれますのでなんともいえません。
元々SONYユーザーなのであればSONYの音質が好きな方が多いでしょうし、Appleユーザーであれば付属のAppleイヤホンを使用している方が多いでしょうから音質が近しいAirPodsがオススメです。
繰り返しになりますが音質は人によって好みが異なりますが、私は最近SONYのワイヤレスイヤホンやヘッドホンを使用していることもありSONYの音質の方が好みです。
ノイズキャンセリングの比較
続いてノイズキャンセリングの比較です。
WF-1000Xにはノイズキャンセリング機能がありますが、AirPodsにはノイズキャンセリング機能はありません。
ノイズキャンセリング機能は生活の中に生じる騒音を軽減し、音楽をより明快に聴くことができます。
またWF-1000Xには遮音性の高いイヤーピースを使用しているため、それだけでもノイズを十分に防いでくれます。
通勤通学でより快適に音楽を聞きたい!ということであればWF-1000Xをオススメします。
遅延問題の比較
続いて遅延問題の比較になります。
1年間使い続けた結果、遅延が気になるのはWF-1000Xでした。
AirPodsは現在販売されているワイヤレスイヤホンの中でも遅延がほとんどないことで有名な製品です。
動画をメインで視聴する方にはAirPodsの方がストレスなく使用することができると思います。
ただしWF-1000Xの遅延が決してひどいわけではなく、気にして視聴しないとわからない程度の遅延です。
しかしWF-1000Xは稀に遅延が激しくなることがあるため、もし遅延がひどくなった場合は一度動画視聴を停止して再度動画アプリを立ち上げればほぼ直ります。
途切れ問題
続いて音の途切れ問題です。
こちらは圧倒的にAirPodsが優勢です。
AirPodsは1年間使い続けていて音が途切れたことはほとんどありませんでした。
しかしWF-1000Xは混雑している渋谷や新宿の駅のホームなどでは毎回片方または両方のイヤホンの音が途切れてしまい、人混みがなくなる場所に出るまでその現象が続きます。
使用するシーンが通勤ラッシュや人混みの激しい場所がメインになるのであればWF-1000Xはストレスに感じることがあるかもしれません。
ただし私は最近WF-1000Xを装着して渋谷駅や新宿駅を利用していますが、音が途切れるのは数十秒なのであまり気にはしていません。
とはいえ気になる方は気になると思いますので、できる限りストレスフリーで音楽を聴きたいのであればAirPodsをオススメします。
充電の安定性
続いて充電の安定性の比較になります。
充電の安定性ではAirPodsに軍配が上がります。
WF-1000Xは充電ケースに物理的にカチッとはまるように差し込むのですが、AirPodsはマグネット式になっておりケースに入れるだけで充電することができます。
WF-1000Xは差し込みが甘いと充電ができず、振動で外れてしまうことが多々あります。
それに比べAirPodsはマグネット式なのでケースに差し込むと引きつけられてそのまま固定されます。
充電の安定性という意味ではAirPodsの方が充電ミスが起きにくい構造になっています。
バッテリー持続時間
最後にバッテリー持続時間の比較になります。
それぞれのバッテリー持続時間は以下の通りになります。
WF-1000X | 約3時間 |
AirPods | 約5時間 |
持続時間はAirPodsに軍配が上がります。
私の感想ですが、3時間連続再生は正直短いと感じざるを得ません。
通勤時間に加えて喫茶店で作業をしているときなどは大概電池切れになってしまいます。
充電ケースを使用すれば短時間で充電できるとはいえ、その間何も聴けないのは厳しいですよね。
5時間も連続再生時間があれば基本的には電池切れになってしまう心配はないでしょう。
どちらがオススメ?
比較は以上になりますが、どちらのワイヤレスイヤホンが優れているのでしょうか。
結論としては使うシチュエーションによる、というのが答えになります。
通勤通学に使用するのがメインになるのであればノイズキャンセリング機能があるWF-1000Xがオススメで、長時間の作業やストレスフリーに音楽を聴きたいのであればAirPodsがオススメです。
私は通勤で使用することが多いのでWF-1000Xをメインでしようしていますが、混雑時の音の途切れさえ我慢すればそれ以外は満足しています。
どちらも素晴らしい製品ですので、シーンに応じて選択するようにしましょう!
ソニー SONY 完全ワイヤレスノイズキャンセリングイヤホン WF-1000X : Bluetooth対応 左右分離型 マイク付き 2017年モデル ブラック WF-1000X B