財布や鍵などにつけることで失くした場所を教えてくれる忘れ物防止タグ。
製品によって音を鳴らす機能やセルフシャッター機能などを持つものもありますが、忘れ物防止タグのメイン機能は専用アプリの地図と連携して失くした場所を記録する機能です。
しかしこの機能、よく探偵とかが使用しているGPS探知機と同じものなのでしょうか?
今回は忘れ物防止タグのアイテムファインダー機能とGPS機能を比較したいと思います!
アイテムファインダー機能とは?
アイテムファインダー機能とは忘れ物防止タグのメイン機能です。
スマートタグとスマホが一定距離離れると専用アプリの地図上に最後に通信した場所を記録する機能です。
これによりどこで落としたかをいつでも確認することができ、あちこち探さなくてもある程度あたりをつけて探すことができるわけです。
その失くしたものを見つける機能として「アイテムファインダー機能」と呼ばれています。
GPS機能とは?
GPSとは「グローバルポジショニングシステム」の訳で全地球無線測位システムの意味を指します。
、、、よくわかりませんよね(笑)
人工衛星から発信される電波を受信した時刻と発信した時刻の誤差から受信機の位置を測定する機能になります。
この測定はかなり精度が高く誤差10m前後と言われており、自動車のカーナビなどに使用されている技術です。
難しい説明になってしまいましたが、簡単に言ってしまえばGPS機能を持つ受信機は移動してもその正確な位置を表示してくれるわけですね。
アイテムファインダー機能とGPS機能の違いは?
さてもうお気づきかと思いますが、スマートタグのアイテムファインダー機能とGPS機能は異なる機能です。
アイテムファインダー機能はスマホとスマートタグが最後に通信した場所を地図上に記録するのみなので、仮にその場所から移動してしまうと場所がわからなくなってしまいます。
対してGPS機能はリアルタイムでその受信機の場所を割り出すため、仮に落とした場所から移動したとしてもその場所を知ることができます。
なのでペットなどにスマートタグをつけてもどこにいるかを把握することは難しいわけですね。
ちなみに価格的にもスマートタグは3,000円前後で購入できますが、GPS機能を持つ製品は10,000円を超える場合がほとんどです。
おわりに
さて今回は忘れ物防止タグの機能とGPS機能の違いについてお話ししました。
スマートタグの評判を確認すると少なからずアイテムファインダー機能をGPS機能と勘違いして購入している方がいます。
スマートタグは価格から判断してもわかる通りそこまで機能性のあるデバイスではありません。
あくまでも落とした場所を記録する装置ということを認識した上で購入するようにしましょう!