【レビュー】SONYのワイヤレスイヤホンWF-1000Xを1年使ってわかったこと!音声遅延や途切れ問題は実際どうなのか?

約1年前に発売されたSONYのワイヤレスイヤホンWF-1000X。

発売すぐに購入し約1年間ほぼ毎日通勤時に使用してその使用感を確かめてきました。

今回は実際に使用した感想とよく言われている音声遅延や音途切れ問題がどの程度なのかをご紹介したいと思います。

WF-1000Xとは?


SONYから販売される完全ワイヤレスイヤホンです。

当時Appleから販売されるAirPodsと比較されることが多く、どちらを購入するか悩んだ方が多いように思いました。

価格は22,300円と同商品のなかで比較すると高めではありますが、やはりSONY製ということもあり音質のクオリティは非常に高いです。

さらに周囲の騒音を消してくれるノイズキャンセリング機能が備わっているため、通勤通学のシーンでは非常に重宝します。

音質の感想

さてまず音質ですが、さすがSONY製というべき音質で文句なしのクオリティです。

ただしメーカーによる音質の差があるため、今までaudio-technicaやBOSEを使用していた方からすると最初は音質に違和感があるかもしれません。

もともと私もaudio-technicaユーザーだったのですが、初めは「これって音質いいのかな?」という違和感がありました。

ただ1週間ほど使っているとSONYの音質に慣れてきて「これはいい音質だわ!」と思うようになりました。

メーカーごとの音質に余程こだわりがなければ問題ないと思います。

ノイズキャンセリングの感想

続いてノイズキャンセリング機能のレビューです。

こちらも文句なしの性能で電車内の騒音や交差点での騒音はこのノイズキャンセリング機能によりかなり軽減されます

ただしこれはどんなノイズキャンセリングにも言えることですが、単発音ではなく継続音(電車がトンネルを通っているときのゴーという音など)を軽減するものになりますので、全ての音を軽減してくれるわけではありませんので過度な期待はしないようにしましょう。

それでも一度でもノイズキャンセリング機能を使用した方であれば満足のいくクオリティだと納得すると思います。

音声遅延の感想

こちらは気になる方は気になると思います

私は普段WF-1000Xを使用して動画(youtubeやAmazonプライムビデオ等)を見ているのですが、私は正直気になりません。

通常の遅延であれば0.5秒もなく、気にして見なければわからないレベルだと私は思います。

しかし接続の状況によっては遅れることもあり、動画の登場人物の口の動きと音声が大幅にずれることもあります。

その場合は一度動画を閉じて再度立ち上げれば直ることがほとんどですので、多少手間がかかりますが致命的というほどではないと思います。

途切れ問題の感想

こちらはかなり問題があります

私は普段通勤で新宿や渋谷などかなり混雑する駅を使用しているのですが、ホームに降りた瞬間毎日のように右音声または両音声が途切れる現象が起きています。

電波が入り乱れる場所で使用するとかなりの確率で音が途切れるため、リンクしているスマホを振ったりなどしてなんとか接続を回復させようとしています。

通勤ラッシュ以外では今のところ音が途切れたことはありませんが、通勤通学で使用する場合は気になってしまうことが多いと思います。

バッテリーの感想

3時間は正直短いです

通勤通学で使うだけであれば問題ありませんが、喫茶店などで仕事をしながら音楽を聴いたりしているとバッテリーが切れてしまうことが多々あります。

予備のイヤホンなどがあればいいのですが、本製品しか持ち歩いていないとその間何も聴けなくなってしまうので辛いです。

また専用ケースで充電をしている場合でもしっかりとセットしておかないと振動で外れてしまうことがあります。

短時間で充電できるのは嬉しいのですが固定力が弱い気がするので、カチッと音がするまでしっかりはめ込むよう注意する必要があります。

おわりに

さて今回はWF-1000Xのいくつかの機能について感想をお伝えしました!

気になるポイントは正直あるものの、音質やノイズキャンセリング機能のクオリティを考えるとまだWF-1000Xを超える製品はない気がします。

私もなんだかんだ言いまして、いくつか所持しているワイヤレスイヤホンのうちWF-1000Xを一番使用しています。

毎日通勤ラッシュの中動画を視聴している私が1年間使い続けていることから致命的な性能はないことはなんとなくお分かりいただけると思います。

色々レビューを見て悩んでいる方もここは勇気を出して買ってみましょう!