Amazon Echo(アマゾンエコー)が反応しない場合の原因と対処方法

2018年10月30日に最新モデルのAmazon Echoが発売され、ユーザーの声を聴き取るマイクの性能も大幅にアップしました。

今までは声を聞き取ってくれない!というユーザーの声も多く、実際に私も過去モデルではイライラさせられたケースも多くありました。

現時点で大幅に改善はされているものの、Amazon Echoが反応しないこともありますので、Amazon Echoを1年以上使い続けている私が考える原因と対処方法をお伝えしたいと思います。

原因その① 話しかける距離が遠い

単純な理由ではありますが、距離の問題は無視できません。

現在私は5台のAmazon Echoを使用していますが、反応距離でいうと7〜8mくらいであれば問題なく反応してくれます。

ただし別部屋や階が異なる場合は直線距離が近かったとしても反応してくれないケースがあります。

感覚値ですが扉が閉まっている状態で話しかけると、2〜3mくらいの距離でも反応してくれない場合が多いです。

原因その①の対処方法

Amazon Echoを1台だけ使用するのであれば、部屋の中心に設置をすることです。

また壁や扉に声を遮られないようにできる限り高い位置に置くことを心がけましょう。

2台以上使用するのであれば、2〜3mを半径としてどの場所にいても声を聞き取ってくれるように設置しましょう。

原因その② 動きながら話しかけている

距離が近くても反応しない場合があります。

歩き回りながら話しかけると、聴きとってくれないケースが多くあります。

私も朝忙しい時間帯などに色々動き回りながら「テレビをつけて」と話しかけたりすることが多いのですが、意外とテレビをつけてくれないことがあります。

原因その②の対処方法

話しかけるときはできる限り立ち止まった状態で話しかけるようにしましょう。

または歩きながら話しかける場合はAmazon Echoを向いた状態で話しかけるように心がけるといいでしょう。

原因その③ 声が小さい

可能性としてはあまり高くありませんが、声があまりにも小さい場合反応しない場合もあります。

しかし最新モデルのマイクの収音性能は凄まじいので、テレビをつけた状態でボソッと「アレクサ」と呟くだけでも反応してくれます。

過去モデルの場合、声が小さいと反応してくれない場合もありますので、普通に話すくらいの声の大きさで話せば問題ないと思います。

原因その③の対処方法

小さすぎなければしっかりと反応してくれますのでそこまで意識することはないと思います。

過去モデルを使用している場合は意識して少し大きめに声を出すようにするといいでしょう。

原因その④ 複数人が話している状態で話しかける

Amazon Echoは基本的に人の話し声を分析してアクションを決定します。

「アレクサ」という起動ワードがなければ特に何もリアクションはしませんが、いわばAmazon Echoは常に人の話し声に聞き耳を立てている状態だと思ってください。

そのため「アレクサ」という起動ワードの後に複数人が話している場合、Amazon Echoが収集する音声が複数存在するためアクションが取れない場合があります。

私の場合でいうと妻が私に話しかけてきている状態で「アレクサ、リビングの電気をつけて」と話しかけると妻の話し声と混ざり合って無反応になってしまうことが過去に度々ありました。

原因その④の対処方法

基本的には他の人が話していない状態でAmazon Echoに話しかける必要があります。

ある程度話をしている人と距離がある場合は問題ないですし、テレビから聞こえてくるトークも基本的には問題ありません。

原因その⑤ 電子レンジなど電波妨害をする機器の影響

これはあまり知られていませんが、電子レンジをAmazon Echoの近くで作動させている状態で話しかけると電波に影響が出てしまい、Amazon Echoが反応しなくなります。

これはマルチミュージック機能にも影響があり、複数台のAmazon Echoから同時に音楽再生をする場合でも、作動している電子レンジの近くのAmazon Echoからは音楽が流れないこともあるんです。

原因その⑤の対処方法

あまりケースとしては多くありませんが、電子レンジの近くに設置をして使用するのは避けたほうがいいでしょう。

我が家のキッチンに設置しているAmazon Echoに特に後遺症が発生しているわけではありませんが、電子レンジ稼働時にはあまり使用しないことをオススメします。

当たり前ですが冷蔵庫、ガスコンロ、炊飯ジャー、オーブントースターは問題ありませんので、一旦電子レンジのみ注意するようにしましょう。

おわりに

さて今回はAmazon Echoの反応が悪い場合の原因と対処方法についてご紹介しました。

基本的にはひらけた静かな場所で使用すれば、ほぼ100%反応してくれます。

もし反応が悪い場合は距離や話しかけている状態を改めて確認し、改善できるところは改善しなおしてみてください!